番組審議会

第666回CBCテレビ番組審議会

開催日 2021年3月12日(金)
出席委員
(敬称略)
戸苅創、島田佳幸、沖田厚子、加藤博、
土屋諭、野口あや子
書面参加
(敬称略)
加藤宣明、竹内秀樹、土方邦裕
欠席委員
(敬称略)
勝部陽子
議題 1. 春の改編説明 ~ 編成担当が説明をし、了承をいただきました。
2. 放送全般に対するご意見・ご要望

《審議委員の主なご意見(議題2)》

<CBCテレビ関連>

  • テレビを見ないといわれる若い世代でもつい見てしまうのは「興味のあること」であり、その中に「ローカル情報」があると思う。地域密着情報がますます求められる
  • 『よりそい~静寂と生きる難聴医師』は心に響く素晴らしいドキュメンタリーだった。テレビ局ならではの情報網や調査能力がなければ作れない番組を今後も制作してほしい
  • 平日デイタイムは報道情報番組が続くが、見慣れたコメンテーターの一方的な発言に流されてしまう。賛否両論がもっと出され、公平性が担保されるよう工夫して頂きたい
  • 正直に言うと、番組を通して女性や母親に対する無意識のジェンダーバイアスを感じることがある。今後変わっていくことに期待したい
  • CBCが制作する全国ネット『ゲンキの時間』は単なる医療情報番組でなく、視聴者参加型ともいうべき患者の目線に立った番組だと感じる
  • 『ゴゴスマ』がとてもいい。MCの石井アナはバランスがとれており、自分の意見を押し付けず相手の意見を引き出している。番組の司会者は重要と感じる
  • 郷土愛を育むことや、若者に夢と勇気を与える上で、テレビ局が果たす役割は大きいと思う。今後も大いに期待する

<放送全般>

  • テレビ離れといわれるが、テレビの「音」によって家族団欒の場が維持され、「ともに過ごしている」感覚を持ち得ている部分は多いと思う
  • テレビ番組を見ると、カメラマンがどう撮ったか、ナレーションにどんな気持ちがこめられているか、バラエティの掛け合いの間はどうか など、意外とフィジカルで、頭ではなく体を動かして作られていることがわかる
  • テレビというのは、今この時間でないといけないし、だからこそ多くの人が時を共有できる。まさにテレビならではの強み
  • 表に出して恥ずかしくないものを作る努力をする。見る人が増える分だけ、厳しい目で見られると思うが、きっちり仕事をする職人的な作り方で番組の質を保ってほしい
  • 子育て中の母親たちがゆっくりテレビを見られる時間帯に、地域密着情報を始め、子育て現場のリアルな情報をもっと届けてほしい。テレビは母親たちにとってライフラインでもある身近な存在。
  • 多くの人が感動する番組がある、ということは、テレビに感情移入ができるということ。そのテレビ媒体を活用して、孤独に悩む人を救うような番組を作ってほしい

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