番組審議会

第656回CBCテレビ番組審議会

開催日 2019年12月13日(金)
出席委員
(敬称略)
鵜飼裕之、加藤宣明、黒邉雅実、島田佳幸、
清水綾子、土屋諭、戸苅創、土方邦裕、
野口あや子
書面参加
(敬称略)
水野明久
議題 1. 番組審議「健康カプセル!ゲンキの時間 #379」
 ~風邪・咳・疲れ!~ 不調を招く“口呼吸”
2. 年末年始特別編成の説明

1. 番組審議
 「健康カプセル!ゲンキの時間 #379」
  ~風邪・咳・疲れ!~ 不調を招く“口呼吸”

放送日時 2019年11月10日(日)7時~7時30分
プロデューサー 磯部 隆(メディアコンテンツ局 東京メディアコンテンツ部)
出演者 筧 利夫、西尾 由佳理、藤井サチ、山根 良顕(レポーター)

《企画意図》

「日本の皆さんに健康的な生活を送るきっかけを提案したい」
そんな思いから、2012年(平成24年)4月に始まった当番組は、身近な健康問題とその改善法を紹介してきました。8年目となる今年の4月には、筧利夫(57歳)と西尾由佳理(42歳)が 新MCに就任。高齢者から40・50代まで広い世代の健康への関心を高める内容へ、とリニューアルしました。
今回のテーマは「風邪・咳・疲れ!不調を招く“口呼吸”」です。季節の変わり目で寒暖差が大きく、また空気が乾燥し始めるこの時期に、口で呼吸をする“口呼吸”の弊害と鼻で呼吸をする“鼻呼吸”の大切さを伝えました。

《番組内容》

風邪をひきやすい、咳がよく出る、疲れがとれない。そんな身体の不調と、“口呼吸”の関係を、不調を抱えた一般人(ゲンキチャレンジャー)から紐解いていきます。鼻の中は冷たい空気を温めると同時に加湿する働きがある他、中にある鼻毛や繊毛は菌やウィルスの侵入を防いでくれます。しかし、“口呼吸”になると、冷たく乾燥した空気が気管を刺激、ぜんそくの悪化につながる可能性があります。また菌やウィルスが喉に付着、風邪をひきやすくなります。
また番組では、“口呼吸”を“鼻呼吸”に変える改善法を紹介。
その一つが、「あいうべ体操」。口の周りの口輪筋や舌筋を鍛える体操です。“口呼吸”の人は、それらの筋肉が衰えている傾向にあります。その疑いのあるスタジオの筧・西尾・藤井が、体操の効果を実感します。

《審議委員の主なご意見》

  • 司会の二人が明るく、いい人選
  • かけあいがサクサク進む感じやセットや衣装の色の明るさが朝らしい番組
  • 放送時間帯や番組尺がターゲットとする視聴者の年代にふさわしい
  • 身近で、季節的にタイムリーなテーマだった
  • 実践的な内容で、番組を見てから自分や他人の口元が気になるようになった
  • 口呼吸の影響について、風邪、疲れがとれない、虫歯という3つの症状でうまくまとめていた
  • 腹式呼吸や、あいうべ体操の仕方が、時間が短くてよくわからなかった
  • 鼻呼吸を促進する手段として睡眠時にマスクをするという方法が紹介されたが、マスクは外れるので現実的には難しいこと
  • グラフのデータが最新で5年前時点の値で少し古さを感じた
  • 人の思考や関心に沿って番組が進行され、引き込まれた
  • 押しつけがましくなく、気楽に見られた
  • 口笛や口の体操など、視聴者に行動を起こさせることは番組への親近感を作る上で有効
  • テーマに沿った患者や適した医師が登場することに感心する
  • CGのキャラクターを登場させて健康情報を伝えるような変化をつけてはどうか
  • 番組のホームページに過去の放送内容が掲載されているが、放送順だけでなく、ジャンル別やキーワード検索ができるなどの工夫があるとさらに良い
  • 予防医療が注目される中、意味があり期待できる番組

2. 年末年始特別編成の説明

番組編成担当が説明し、了承を得た。

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