株式会社CBCテレビ
番組審議会
第638回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2018年3月9日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
河本二郎、島田佳幸、嶋尾正、鈴木康弘、 巣山芳樹、戸苅創、濱田典保、村瀬幸雄、 吉川トリコ |
欠席 | 北川尚子 |
議題 | 1. 春の改編説明 編成担当が説明をし、了承をいただきました。 2. 放送全般に対するご意見・ご要望 |
《審議委員の主なご意見(議題2)》
<CBCテレビ関連>- この地方は地味な印象を持たれているが、観光でも産業でも力があるので地域の魅力を全国に発信する番組を作ってほしい
- この地方に住むことを誇りに感じ、ここに住みたくなるような番組があるといい
- CBCテレビの番組がこの地方のホテルのテレビで英語や中国語でも見られるようになるといい
- 報道活動を通じて地元の企業などから怖がられるテレビ局になるのもいい
- 番組全体に、議論がある所ネガティブな所を突っ込まず、無難にまとめる傾向を感じる
- ニュース番組の視聴者にとっては、映像受けのスタジオコメントの印象が強いのでコメント内容には神経を払ってほしい
- 全国から愛知に人が集まるようなイベントを企画してほしい
- 過去の映像資産を、配信などに活用する方法を考えてほしい
- 勇気あるオピニオンリーダーとして期待している
- 新番組『ゲンバビト』は、中部はモノ作りの中心地でもあり、スポットの当たらないどんな現場をとりあげるのか楽しみにしている
- ドラマ『アンナチュラル』は、メッセージ性も作家性も強いにもかかわらずエンタテインメント性に優れており、世界に打って出られる作品だと思う
<放送全般>
- ネット社会の中でテレビが埋没しないよう、存在意義をどのように主張していくかが大切になる
- テレビのハードは進化し過ぎたのではないか?視聴者がそこまでの技術を求めているのかどうか?
- 「ファクトチェック」を言う大手メディアが逆に疑われている。流言飛語に負けない信頼を獲得してほしい
- #Me Too運動があまりテレビで取り上げられないのは何か事情でもあるのか?
- 何かの表現をすればだれも傷つけないことは不可能だ、ということを自覚して放送に臨むべき
- 「フェイクニュース」は真実を曲げること、「誤報」は間違えたことで、「誤報」は訂正すればよい。両者の区別をすることが必要
- 謝罪会見で会見者が深々と頭を下げるのはマスコミのリクエストに応えているように感じる
- 多くの人がネットでニュースを得ているが、実は国際ニュースのようなハードなニュースは読まれておらず、外の世界に興味を持たない人が多いのは国難だと意識したい
- 公平中立で差別や偏見のない言葉遣いが求められる時代でもあり、メディアはその点であらゆる攻撃にさらされるが、そのことに萎縮し、少数の異論を大きいものとして受け取ってしまうと言葉はどんどん消えていく
- 番組を見ながら親が意見を言い、それを子どもが聞くことで親子の共感が生まれる。テレビは家族の大切さを無意識のうちに提供できる媒体ではないかと思っている