立浪竜投打の柱に10の質問!小笠原慎之介はエース大野超えを、高橋周平は打点至上主義宣言

立浪竜投打の柱に10の質問!小笠原慎之介はエース大野超えを、高橋周平は打点至上主義宣言

【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい! との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。1月29日の放送回はドラゴンズ小笠原慎之介投手と高橋周平選手がサンドラ生出演。沖縄キャンプを直前に控えた2人の胸中に10の質問から迫った模様を共有したい。

小笠原慎之介の2022年を振り返る

「サンデードラゴンズ」より小笠原慎之介投手©CBCテレビ

小笠原慎之介投手の2022年シーズンは開幕直後こそ新型コロナウイルス感染で約1か月の戦線離脱があったものの、その後は先発ローテを牽引した。本領を発揮したのは夏場。チームが下降線を辿る中、25イニング連続無失点を記録した。

9月には5試合に登板して4勝を挙げ、防御率1.51。好調を維持したままシーズンを乗り切り自身初の二ケタ勝利と2年連続で規定投球回に到達すると142奪三振はリーグ2位。エースの風格が漂い始めている小笠原投手が狙うのは5年ぶり2度目の開幕投手。今季の意気込みに迫った質問などは次の章から・・・。

小笠原慎之介投手に10の質問

「サンデードラゴンズ」より小笠原慎之介投手©CBCテレビ

(1) キャンプインが楽しみだ→「○」

小笠原投手:(仕上がり具合は)悪くないと思います。ただ、まだ仕上げなければいけないところはたくさんあるので、2月にしっかり仕上げたいと思います。

(2)満足のいく自主トレが出来た→「○」
※小笠原投手が自主トレを行なったのはアメリカ・マイアミのトレーニング施設。メジャー通算135勝のラモン・マルティネスさんが経営するジムで肩の可動域を広げるトレーニング法とマルティネスさんが現役時代に武器としていた“ツーシーム”を直々に新たな決め球として教わった

小笠原投手:(アメリカで行なった自主トレの収穫は)とにかく自信を持てと口が酸っぱくなるほど言われたので、今年は自信を持って投げたいと思います。(ツーシームの手応えは)悪くないと思います。まだ練習でもそんなに投げていないので早く自信がつけられたらと思います。(ツーシームを習得しようと思った理由は)去年の秋に立浪監督からもシュートを覚えるように言われたのがいいきっかけになりましたし、多くの方に言われたので必要なんだと思いました。

「サンデードラゴンズ」より小笠原慎之介投手©CBCテレビ

(3)将来はメジャーに行きたい→「○」

小笠原投手:行ってみたいですね。でもシーズンが始まるんで、しっかりドラゴンズで結果を残したいと思います。

(4)今年は大野雄大を超える→「○」

小笠原投手:(大野雄大投手は)超えなきゃいけない存在だと思っていますし、いろいろ教えていただいているので師匠と慕っています。

(5)キャンプで注目して欲しいところがある→「×」

小笠原投手:とにかく自信をつけられるようにしたいと思っています。

「サンデードラゴンズ」より小笠原慎之介投手©CBCテレビ

(6)今年は11勝以上する→「○」 

小笠原投手:自分の背番号は超えられるようにしないといけない。去年、サンドラに出たときに11勝すると言って出来なかったので、その約束を1年越しですけど果たしたいと思っています。狙っているタイトルは奪三振を取ってみたいなと。

(7)キャンプ休みに必ずすることがある→「○」

小笠原投手:肩の可動域の狭さがウイークポイントなので、休みの日にしっかりトレーニングをしたいと思っています。休みの日はほぼケアに充てると思います。

(8)キャンプに持ち込むこだわりの品がある→「○」 

小笠原投手:アイシング器具と今年から加圧の機械を導入したので、それを使ってアップをしたいと思っています。

(9)ドラゴンズ投手陣は12球団最強になる→「○」

小笠原投手:ならなきゃ日本一にはなれないと思っているので、みんなで頑張りたいと思っています。

(10)優勝へ導くのは俺だ→「○」 

小笠原投手:もちろん僕がやらないと優勝できないと思っているので、しっかり引っ張っていけたらなと思っています。しっかりシーズンを完走して、一年間怪我なく自分がチームを引っ張るんだという覚悟を持ってやりたいと思います。

高橋周平の2022年を振り返る

「サンデードラゴンズ」より高橋周平選手©CBCテレビ

高橋周平選手の2022年シーズンは右足の怪我により開幕二軍スタート。1か月遅れで一軍に昇格するも持ち前の長打力は鳴りを潜めた。7月には試合中に右脇腹を痛め再び戦線を離脱し、ケガに泣かされた一年だった。

守備では本職のサードに加えセカンドとショートを守りユーティリティーぶりを発揮。しかし、打撃成績では満足いく数字を残せなかった(※78試合、打率2割4分9厘、2本塁打、21打点)。

長打力アップのためオフには肉体改造に着手。シーズン中には88キロだった体重をキャンプインまでに100キロにする計画を立てた。高橋選手が正念場と位置づける今季の意気込みにも迫った質問は次の章から・・・。

高橋周平選手に10の質問

「サンデードラゴンズ」より高橋周平選手©CBCテレビ

(1)自主トレでは肉体改造に成功した→「○・×」

高橋選手:(○と×を両方挙げた理由は)体重はそれほど増えていないですし、トレーニングはやってきましたけど・・・。ことし一年(シーズンを)やってみてどうなのかなという思いがあるので、まだ分からないですね。今の体重は93キロぐらいですね。基本は90キロぐらいだったんですけど、去年は痩せすぎてしまった。体重はトレーニングをすれば勝手に増えていくものなので、そういう意味で増量をすると言いました。

(2)キャンプ中に取り組みたいことがある→「○」

高橋選手:バッティングもそうなんですけど、(オフは)トレーニングを結構やってきたので、キャンプでは野球をメインにやりたいなと思っています。打つことも守ることも両方増やしたいなと思っています。

「サンデードラゴンズ」より高橋周平選手©CBCテレビ

(3)サードのレギュラーは俺だ→「○」

高橋選手:首脳陣からサードで起用すると一応は言われているんですけど、サードでもセカンドでもどこでも守れる準備はしたいなと思っています。

――サードの直接的なライバルといえば石川昂弥選手。ポジション争いについての意識は?

高橋選手:ケガなくしっかり自分のことをやれれば結果はついてくるんじゃないかと思っているんですけど・・・

――京田選手や阿部選手が抜けて内野陣の顔ぶれが変わる。高橋選手の役割はどう考えている?

高橋選手:上には福田さんや直倫さんがいますけど、自分は中間役ではないですけど、試合に出る中で自分が引っ張っていかないとダメなんじゃないかなとは思っています。

――引っ張っていく立場として他の選手とのコミュニケーションが大切か?

高橋選手:新人とはあまりコミュニケーションを取れていないんですけど土田龍空だったり溝脇とは普通には会話をしています。

(4)希望の打順がある→「×」

高橋選手:まずは試合に出ないといけないので。決めるのは自分ではないですし。

―MCの吉見一起さんが考える高橋選手の理想的な打順は?

吉見氏:僕は3番が一番似合っているんじゃないかと思っていますけど。チームの得点不足として3番が課題だったのでしっかり打ちまくって。4番、5番は外国人が打つと思うので、彼たちがラクな気持ちで打席に立てるように3番で打ちまくってほしいと思っています。

「サンデードラゴンズ」より高橋周平選手©CBCテレビ

(5)チーム内に仲の良い選手がいる→「○」

高橋選手:基本的には柳投手であったり、沖縄などで大野雄大投手とはゴルフを行っています。特に柳投手とはいろんな会話をしています。人生についてだとか(笑)

(6)キャンプ休みも練習する→「○・×」

高橋選手:基本的にはゴルフに行きたいなとは思っていますけど、ゴルフがなければ全然練習したいと思っています。

(7)キャンプに持ち込むこだわりの品がある→「×」

高橋選手:僕は結構こだわりはないので。はい、特にないですね。

(8)沖縄で絶対に食べるものがある→「○」 

高橋選手:沖縄そばですね

(9)今年は3割バッターになる→「○・×」

高橋選手:3割にはこだわってはいないですけど、打てればいいかなとは思っています。目標はやっぱり打点ですね。打点を多く稼ぎたいなと。

(10)今年ドラゴンズは優勝できる→「○」 

高橋選手:みんな優勝するためにやってきているので、なんとか今年みんなで優勝できるように頑張りたいと思っています。

イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。小笠原慎之介投手のメジャー志向表明が頼もしい!!

今回のサンドラを観た感想・・・、昨年の活躍で自信をつけた小笠原慎之介投手は堂々とメジャー志向を明かしていました。メジャーリーガーになる選手は、いわばプロ野球の頂点を極めた選手。小笠原投手はそういった選手になる、なれるという自信の表れなのだと捉えると・・・今シーズンの活躍が楽しみで仕方がありません!大野雄大投手を超え、後輩ながら侍ジャパン入りをはたした髙橋宏斗投手に先輩の威厳を示す。投手王国が復活する中心にはきっと小笠原投手がいることでしょう!

(このコラムを書いたのは・・・サンドラ視聴歴約30年の40代竜党)

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