ホームラン打たれまくりの竜投手陣へ―。岩瀬さんが金言を送ってくれています

ホームラン打たれまくりの竜投手陣へ―。岩瀬さんが金言を送ってくれています

【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)はサンドラを見られなかった全国のドラ友に話したい! と、ある意味一方的に情報を共有するコラム(?)である。
1800回目を迎えた6月9日のメモリアル放送で取り上げたい話題は5つ。一日も早い1軍昇格が待たれる平田選手と吉見投手の復帰への見通しや、故障からの復活を目指すメンバーの現状報告を中心に・・・って、そりゃこれでもかと主力や期待どころが2軍にいる現状ではチームが苦しいのも納得させられてしまうわけで。
まずは交流戦開幕カードのホークス3連戦で計10本もホームランを許したドラゴンズの投手陣が心して聞くべきレジェンド岩瀬仁紀さんの金言を紹介。

「長打を打たれるボールは決まっている」(岩瀬談)

岩瀬さんの金言を引き出したのは、こちらも球界を代表するレジェンド立浪和義さん。「ホームランを打たれる数が少なかった岩瀬さんはどうやって長打を防ぐ意識だった?」との問いかけに、プロ通算20年間で42被本塁打(1年換算で2.1本)の岩瀬さんが惜しみなく披露した極意は以下。

「長打を打たれるボールは決まっているんです。変化球であれば高さが甘くなったところ、真っすぐはコースが甘くなったところ。そこを除けば打たれないという意識で投げていました」

“変化球は低めに、直球はコースを厳しく―”とのこと。
ドラゴンズ投手陣の皆さん、岩瀬さんはそのようにおっしゃっておられます。

「打つべくして打っている」(立浪談※絶好調の周平について)

「サンデードラゴンズ」にゲスト出演する立浪和義さんと岩瀬仁紀さん©CBCテレビ

5月のセ・リーグ野手部門における月間MVPが間違いなしとみられる高橋周平選手は、交流戦からプロ8年目にして初の4番に座っても好調を維持! その要因について立浪さんが解説をしてくれています。

「バットを立てる構えにしたことと動き出しに少しヒッチを加えたことで、体の上下において“割れ”ができるようになりましたね。それと右の膝が開かなくなったことで“壁”が作れているので低めのボールを拾えるようにもなりました。今は打てるべくして打っていると思います」

ミスタードラゴンズを認めさせるほどの高度な技術を身につけた高橋選手には、5月に成し得なかった猛打賞の月間記録を6月に塗り変えてもらいましょう!!

「後悔しています」(平田談)

5月18日に左ふくらはぎの肉離れで1軍登録抹消となった平田良介選手がサンドラに登場。故障の経緯を振り返る中で口にしたのは後悔の弁。実は同16日ベイスターズ戦、2回裏の守備の際に違和感を覚えながらも「だましだましできるかな」と無理をした結果、重症を招いたと告白した。
「違和感が出た時に我慢せず、何日間か休ませてもらった方が試合にも多く出られたと思います。後悔しています」と神妙な顔つきで反省した平田選手・・・、いやいやファンは責めやしませんよ! 常に全力疾走でチームを引っ張るプレーを見せてくれたアナタに怠慢など微塵も無かったと分かっていますから。
ただ、現実問題として平田選手が抜けた穴は大きかったことは紛れもない事実。“下半身の力を100%出し切る”という今シーズンの新たなバッティングフォームに手ごたえを感じる一方で、昨年には無かった足の疲労度が故障の一因になったとも。そこで気になる今後の対応策について、平田選手は「今年のバッティングフォームで1年間戦える身体を作らなければいけない。ふくらはぎの強化、柔軟性を高めることをやっていかないといけない」と試合前のトレーニング内容を見直すなどして改善していくことを表明。その攻めの姿勢、あっぱれだ!
そもそも今の打撃フォームはバットの材質が変わったことから試行錯誤の末に辿り着いた形であって、故障を恐れて変えてしまうのは守りに入ることのなにものでもないわけで。妥協することなく高みを目指してこそ我らの平田。早ければ2軍の実戦を経て、今週中にも1軍復帰を目指しているとのこと。もちろん無理はしてほしくないが、1軍に上がってきたら全力で応援したい! ただ、くれぐれも無理だけはしてほしくない・・・スミマセン、本音は一日も早く戻ってきて~! 借金10までいっちゃって、もう限界ヨロシクです!!(涙)

「いつ1軍に呼ばれてもいいように日々過ごしています」(吉見談)

一日も早く戻ってきてほしいのは彼も同じ―。
不調により4月22日に1軍登録抹消となった吉見一起投手は「勝ちにこだわりすぎて失敗した部分があった。それは良い経験と捉えてゲームを作る事を大事にしている」と新境地を開拓。2軍降格以降のファームの成績は4試合に先発して3失点(うち2試合が無失点)と持ち味の安定感を取り戻して好投を続けている。
さらに、1軍での戦いを見据えて「低めだけではなく高めも使う。高低を使って抑える事を1軍でもできたらいい」と抜群の制球力を生かしたピッチングに磨きをかけ、「いつ1軍に呼ばれてもいいように日々過ごしています」と準備万端の様子。
ただ2軍で結果を残しているのではなく、課題に取り組みながら新たな武器を用意しているとあれば1軍で投げる姿が楽しみ! そんな吉見投手もあっぱれだ!

笠原、藤嶋、福田らは着実に前進するも、小笠原は見通し不透明か!?

最後は、故障からの復活を目指す選手の現状報告を本人のコメントを添えて。以下

◆笠原祥太郎投手/4月28日に不整脈のため登録抹消。先月、治療を受けて完治となり本格的なピッチング練習を開始。
「(ピッチングの状態は)今は70%から80%。(復帰は)交流戦の終わりぐらいじゃないですか」

◆藤嶋健人投手/2月8日に血行障害の手術を受ける。術後の経過は順調でバッティングピッチャーに登板。
「(血行障害の)症状はほとんどないんですが、まだちょっと(手が)冷たいことはある。(バッティングピッチャーをした時のストレートが)自分の思ったように投げられた。ちょっと差し込んでファールをとれた球もあったのが一番良かったです」

◆福田永将選手/5月24日の試合中、守備の際に右手首を故障。練習では送球や打撃をすでに開始。近々ファームで試合出場予定。
「痛みはほとんどないので状態としては100%」

◆石川翔投手/3月25日に右肘形成術を受ける。
「シャドーピッチングもほぼ全力で腕を振れています。2軍公式戦の後半戦で2、3試合は投げておきたい。同年代が活躍しているので抜かしてやるぞという気持ち。(スワローズ)村上は結構刺激になります」

◆小笠原慎之介投手/2月中旬に左肩痛を発症。6月4日にバッティングピッチャーを務めるも、状態を確認しながらの慎重な調整。
「(復帰まで)自分で計画を作っても、結局自分の体の状態が追い付いていない。肩とヒジの状態次第で(計画が)変わってくるのでプランはまったく無いです」

◆福谷浩司投手/5月9日に左腰椎の椎間板ヘルニアと診断され戦線離脱。手術を受けず復帰を1カ月早めることができる保存療法を選択。
「ボールを投げることも走ることも次第にできることが増えているので、治した後のピッチングに繋がるようにというイメージで練習をしています」

(谷元圭介投手は絶体絶命というピンチの場面を救ってくれる究極のワンポイントリリーバーとして活きると勝手に確信しているサンドラ視聴歴約30年のアラフォーな竜党)

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