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ドラ3土田龍空「プロになる自信はあった」 ドラ4福島章太「活躍して岡山の野球人口を増やす」ー 大きな夢を持ちドラゴンズ はもっともっと強くなる

ドラ3土田龍空「プロになる自信はあった」 ドラ4福島章太「活躍して岡山の野球人口を増やす」ー 大きな夢を持ちドラゴンズ はもっともっと強くなる
とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録

ドラ3土田龍空「プロになる自信はあった」 ドラ4福島章太「活躍して岡山の野球人口を増やす」ー 大きな夢を持ちドラゴンズ はもっともっと強くなる

 2020年11月9日(月) 16:50
澤村 桃
澤村 桃
「サンデードラゴンズ」より土田龍空選手と福島章大投手©CBCテレビ

「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム

自分だけの最強じゃないドラゴンズになる日

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

 ドラゴンズは、8年ぶりのAクラス入りを確定させた。去年まではただただもどかしい思いでいっぱいだった。こんな順位が実力じゃない、もっと強いのにという思いがあっても目の前に出てくる数字は相対的な現実を突きつけてくる。Bクラスが続くと、少し調子が上がっても「それは本当の強さじゃない。」とやすやすとは認めてもらえない。それが様々な成長を抑えつけていただろう、しかしその中でも跳ね除ける強さを持ち続けてやってきた結果だと思う。大野雄大投手のヒーローインタビューの言葉通り自らを持って”弱いドラゴンズ”を終わらせたのだ。黄金期を支えた吉見一起投手もその目で見て「ドラゴンズは強い。もっともっと強くなる。」と託すことができたのだ。そんな自分だけの最強じゃないドラゴンズが見られる来シーズンは更に楽しみなのだ。今週はそんな未来の最強ドラゴンズを築きあげる2020年ドラフト指名選手の土田龍空選手、福島章大投手の特集です。

土田龍空選手「プロ野球選手になるという自信はあった」断言する自信の背景にあるもの

「サンデードラゴンズ」より土田龍空選手©CBCテレビ

 「小学生の頃からプロ野球選手になるという自信はあった。」そう語る土田龍空選手は、高校No.1といわれる守備力で、軽快なフットワークと球際の強さが持ち味の選手。また、守備だけではなく高校通算30HRの打撃力に50m6秒0の俊足と走攻守を高いレベルで備える。小さいときは体を動かすのが大好きだったと、母親から語られる土田選手は小学二年生から野球を始め「ショート」というポジションに憧れをいだく。そして、中学2年生のときに本格的にショートを始め、近江高校1年生の夏にショートのレギュラーとして甲子園出場した。そんな堂々と歩み続けた土田選手に転機が訪れたのは、2年の夏の甲子園。ランナー二塁のチャンスの場面で、正面に来たゴロを後逸する痛恨のエラーを喫した。しかし、その出来事を真っすぐに強い眼差しでこう言い切る。

「あのエラーがなかったら、今の自分はない。」

チームの勝敗を分ける失敗をしたことはもう戻らない、だからこそ自分を育てるための糧に何が何でもしてやるという強い意志がその一言からは感じとれた。それは土田選手をよく見て来た周りの人物の証言からもわかる。近江高校野球の多賀監督はこう評した。

「サンデードラゴンズ」より土田龍空選手©CBCテレビ

「あのエラーで負けたという思いを持ってその後も努力を続けた。もっと確実に堅実になりたいという思いがある。」

チームメイトもその変化を確実に感じていた。「朝学校に早く行くとツチダがひとりで黙々と練習していたり。」「練習に取り組む姿が誰から見ても変わったと思いました。」と口々に語られるほどだった。

そして、土田選手自身も変化したことについてこう話す。

「人に聞くのが嫌というプライドがあったが、そのプライドも捨てていろんな人に聞いてうまくなろうと思ったんで、ずっと基礎練習をやっていた。取ってから送球までのスピードや球への入り方すべてが良くなった。」

その甲斐もあって磨かれた守備力は、プロ志望高校生合同練習会でも軽快なショートの守備で評価を高めドラフト3位指名を勝ち取った。

土田選手の素顔に迫る10の質問

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

質問のなかから特に注目して欲しいものを抜粋する。

Q.ドラゴンズに好きな選手がいる:○
 同じショートのポジションの京田陽太選手を守備で憧れていると答えた。

Q.自分より守備がうまい高校生を見たことがない:○
「ボールの入り方だったり、一歩めの速さ、ポジショニングをしっかり意識してやっています。」と答え、井端氏も「フットワークがいい。甲子園でのエラーを本人がしっかり理由を分かっていたから練習をしたと思いますし。コレをやっていい、コレをやっちゃいけないが分かれば自然と上手くなるでしょう」と評価した。

Q.プロで対戦したい選手がいる:○
「ジャイアンツ横川凱投手はボーイズリーグの先輩なので対戦してみたい。」

Q.さみしがり屋だ:○ 
チームメイトの証言によると、電車乗る時に土田選手とホームが反対側になると「ひとりで帰るのが寂しいからホームまでついてきて?」と可愛い一面もあるそうです。

Q.将来はメジャーリーガーになってみたい:○
この意識の高さを井端氏も絶賛。

そしてプロ入り後の抱負として土田選手はこう語った。

「サンデードラゴンズ」より土田龍空選手©CBCテレビ

「長くレギュラーで活躍できる選手になりたい。ショートで勝負したい!」

京田選手がレギュラーとして分厚く高い壁になるポジションだが、ショート一本で勝負して来た強さは脅かす存在になって行くことが期待される。覚悟を決めた揺るぎない意志と、自身の向上のために必要な努力を積み重ねられる強さがプロの世界でも輝くことだろう。チームにとっても1年目から活躍して、内野の一層のレベルアップにも繋がることが楽しみだ。

福島章大投手「活躍して野球人口を増やしたい」堅実な努力で見据える大きな目標

「サンデードラゴンズ」より福島章大投手©CBCテレビ

 ドラフトでの4位指名を受けて名古屋の印象について福島投手はこう話した。

「めちゃくちゃ都会ってわけでもなくて、田舎でもなくていいところだと思います。」

そんな素直なすぎるコメントがグッときたファンも少なくないだろう。人柄だけでなく、投球スタイルも強い真っすぐを大事にしている。そんな本人からセールスポイントについてはこう語られた。

「ストレートには自信があって、バッターがいい時ほどストレートに頼ります。」

「サンデードラゴンズ」より福島章大投手©CBCテレビ

そして倉敷工業高校の高田監督は福島投手の魅力についてこう語った。

「出所がわかりづらいところから角度のあるストレートが投げられる。打者とのタイミングが取りにくいというところをスカウトにも評価してもらった。」

6歳で野球を始め、中学までは主に野手として出場。高校入学を機に監督の勧めで本格的に投手に転向した。監督は最初の印象として「1年生の時にはまだ力はなかったが、胸郭と肩甲骨の使い方がうまかったので伸びるんじゃないかなと思っていました。」と感じて転向を勧めた。

チームメイトから負けず嫌いだと言われる福島投手。高校2年生の春に左肘を疲労骨折したが、ライバルに差をつけられないよう必死にリハビリに励んだ。監督も、ケガの懸念はあったが基礎体力トレーニングを欠かさずに
続けてきたことで、フィジカルが鍛えられ球威が上がっていったという。その福島投手の球速は3年間で約20キロもアップし今年の夏には自己最速147キロをマークした。その姿は、同野球部に所属する弟の福島貫太さんも「憧れでもあり、目指している場所なので自分もプロの世界に入って、お兄ちゃんと対戦できたり、越せたらいいなと思います」

福島投手の素顔に迫る10の質問

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

そんな福島投手への10の質問からこちらも注目して欲しいものを抜粋。

Q.理想とする選手がいる:○
「中学生の時から、自分の中で菊池雄星投手が憧れだった。実際甲子園に足を運んで見たときに、力強いストレートっていうのが自分も見習わなければいけないなと思ったので。」

Q.プロで対戦したい選手がいる:○
「同じセ・リーグで、日本を代表するバッターとして鈴木誠也選手とは対戦してみたいなと思います。」

Q.自分が輝ける場所はマウンドだ:○
「ピッチャーとして心がけていることは、ピッチャーは投げるだけじゃなく、フィールディングの良さも大事だと思うので意識している。」

Q.性格的には優しいほうだ:○
弟の貫太さんが直して欲しいところとしてあげるほどの優しさ。色んなことを教えてくれるが、優しすぎて俺がやるわってお手本をやってくれて結局自分のやることがなくなってしまう。

Q.大好きな芸能人がいる:○
「今田美桜さんが好きです。方言も可愛いですし、すべてが可愛いです。」

福島投手は菊池雄星投手のようなピッチャーを目指して1年目から1軍出場を目標に掲げた。そしてプロ入り後の抱負としてこう語る。

「サンデードラゴンズ」より福島章大投手©CBCテレビ

「自分が生まれ育った岡山県備前市の野球人口が減ってきているので、一軍に上がってプレーを見てもらって野球人口が増えればと思う。」と野球に対する愛と大きなビジョンを持った目標を掲げた。本人の発言から、おおらかで優しく、思わず応援したくなるような愛されキャラになる予感がする。ケガと戦いながらも、より強くなることを志す姿勢や、監督に抜擢されグイグイと伸びるポテンシャルも魅力的に映る。そんな楽しみな2つの新しい希望に、吉見選手が見据えた先の強いドラゴンズが待っていることを期待する。

澤村桃

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