キユーピーラジオクッキング
このラジオクッキングは、宮本和秀先生が一週間単位でテーマをもうけ、毎日一品づつ、作り方と料理のポイントをアドバイス。
5月19日(月)~5月23日(金) | ||||
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梅干しの漬け方 | ||||
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
梅の選び方とアク抜き | 梅の塩漬け | カビの対処法 | 赤しそを梅と合わせる | 天日干し |
5月19日(月) *梅の選び方とアク抜き |
梅はやや黄熟した2Lサイズの傷の少ないものを購入します。(梅5kg程が作りやすいです) 青梅の場合は、台に広げて常温に2日ほどおいて黄熟させます。 黄熟した梅5kgをボウルに入れ、かぶるほどの水を加えて1時間ほどアク抜きをしてザルにあけます。竹串でヘソ(枝残り)を取り除いて水気をふきます。 梅以外に用意するものは、粗塩900g(梅5kgの18%程)・ホワイトリカー100ml・梅を漬け込む密閉容器・重石(10kg・3kg)です。 |
5月20日(火) *梅の塩漬け |
下処理した梅をボウルに入れ、ホワイトリカー大さじ2ほどをまぶしておきます。 容器に熱湯を注ぎ、熱消毒をします。消毒後、容器にホワイトリカー大さじ3を入れ、再び消毒して捨てます。粗塩(900g)の一部をふり入れ、梅の一部を広げます。 これを繰り返して最後に粗塩を全体にふりかけます。最後に落とし蓋をして重石(10kg)をのせます。ポリ袋などで覆って漬け汁(白梅酢)が上がるまで冷暗所におきます。 1日1回は重石をはずして、容器を揺すって梅を前後させます。都度、白いカビの有無を確認します。 |
5月21日(水) *カビの対処法 | 白梅酢の表面に白いカビが浮いて出た場合は、梅をとり出して水洗いしてホワイトリカー適量で洗います。ザルにクッキングペーパーを敷き、漬け汁をこして鍋に入れひと煮してに冷まします。容器を洗い、熱湯・ホワイトリカーで消毒した後、梅と漬け汁を容器にもどして重石をのせます。ポリ袋をかぶせて冷暗所におきます。 |
5月22日(木) *赤しそを梅と合わせる |
赤しそ1kg、粗塩200g(赤しその20%)を用意します。赤しそはきれいに洗ってボウルに入れ、塩の1/4量をまぶして手でよくもみます。量が目減りして赤黒い汁が出るので固く絞ります。ボウルにもどして塩の1/4量を加えてよくもんで赤黒い汁を捨てます。3~4回同様の塩もみを繰り返します。ボウルに塩もみした赤しそを入れて漬け汁(白梅酢)の一部を混ぜ合わせます。梅の容器にもどして落とし蓋をし、重石3kgをのせてポり袋をかぶせて冷暗所におきます。 ときどき(3~5日おき)容器をゆすって梅を前後させます。 |
5月23日(金) *天日干し |
晴天の続くに3日ほど天日干しをします。梅肉が柔らかく、種からの実離れがよくなります。 梅はボウルに受けたザルにあけます。平らなざる(盆ざるなど)に梅を並べ、赤しそも絞って広げます。 赤い漬け汁を容器にもどしてラップで覆います。晴天の日に3時間ほど干して室内にもどします。3日間ほど繰り返してから容器に梅・赤しそをもどします。 |