11月12日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』で、「関ヶ原の戦い」にご先祖様があまり聞き慣れない形で関わったという一般の方が登場し、ゲストのEXILE / 三代目J SOUL BROTHERSのNAOTOさんをはじめ、俳優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORINさん(Awesome City Club)のMC4人が、その言い伝えに仰天する一幕がありました。

番組では、街ゆく方々に対してそれぞれの「身内自慢」についてインタビュー取材。36年前に父親が仮装大賞で優勝したという方から、いとこが競輪界のレジェンドだという方まで、様々な自慢が紹介されました。
中でも、一際スタジオが盛り上がったのが「関ヶ原の戦いで、その時の様子を見ていたご先祖様がいます」という身内自慢で、その一言に水野さんは思わず「様子を…見ていた!?」と身を乗り出し、ほかの4人からもどよめきが。
さらにインタビューは続き、「主人の母親の出身地が(岐阜県の)関ヶ原の近辺で、そのあたりで戦いがあったということで、『ご先祖様が関ヶ原の戦いを小高い山から見ていたと言い伝えられている』と、お義母さんから聞きました」と詳細について語られると、PORINさんは「小高い山から!」と伝承の真実味に反応し、NAOTOさんも「めちゃめちゃ気になるなぁ(笑)。どうやって言い伝えられてきたのか」と興味津々。

「初めて聞きましたよね、こういう参戦の仕方は…」と水野さんは新鮮味を持って受け止め、「言い伝えられた側も、『あんたのおじいちゃんはね、関ヶ原の戦いを…見てたんだよ』って言われても『見てた!?』ってなったでしょうね」とヒコロヒーさんが推し量るなど、想像力を掻き立てられる“身内自慢ドーナツトーク”が展開されました。
一方、NAOTOさんの身内自慢について鷲見さんが話を振ると、「自慢っていうわけでは全くないんですけど…」と恥ずかしそうに前置きした上で、「父親が定年で仕事も引退してるんですけど、今俳優活動をやっています」と告白し、MC陣は一斉に「え~!?」と騒然。

知らされた経緯については、「ある日突然、告知が来たんですよ。『私が出演する舞台が…』って」と、出演舞台のお知らせという唐突な形だったと明かし、「もう家族がみんな驚愕だったんです。『うちの親父が舞台に出る!どういうことだ!?』って。みんな知らなかったんですよ。『どういうこと?』ってなって…」と、家族全員で戸惑ったと振り返りました。
しかし、俳優への転身には息子・NAOTOさんの影響もあったようで、「理由を掘り下げたら、ずっと憧れだったらしくて。僕がこういう職業をやってるっていうのもあってライブを観るたびに、『俺も出たい』っていう気持ちが強くなっていったそうで…俳優になってました(笑)」と説明。

水野さんが「その舞台は観に行ったんですか?」と尋ねたところ、「行きました。本当に肉親の突然の演技って結構キツいですよ(笑)。しかも初舞台だったんでめちゃくちゃ気合い入れたんでしょうね、髪の毛を七色にして、65歳ぐらいなのでもう志茂田景樹さんみたいになってて」と、見た目も華々しいデビューだったことが判明しました。
この謎行動には「それは役で染めたってことですか?」「髪が七色だとお芝居の邪魔にはならないんですか(笑)」などとMC陣から質問が相次ぎ、「いえ、役ではないです。気合入ってです。ちょっと情報量が多過ぎちゃってましたね(笑)」と、ステージに立つ先輩として父親への“愛のダメ出し”も披露したNAOTOさんだったのでした。
11月12日(日)よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より