7月30日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』で、MCのお笑い芸人・ヒコロヒーさんが、かつてバイト先の同僚から浴びせられた強烈な一言について明かし、ゲスト・松本若菜さんをはじめ、俳優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、アーティスト・PORINさん(Awesome City Club)のMC陣3人を爆笑の渦へと巻き込みました。

番組では、アルバイトの思い出に関して街頭でインタビュー。そのうち33歳の男性が語ったのは「苺のヘタ取りをひたすらするバイトが意外としんどかったです。クリスマス時期にケーキ屋さんが大量消費するので、ヘタを取ってボウルに入れる作業をずっと5時間位やってました(笑)」という長時間にわたる単純作業の苦労でした。
それを聞いていた松本さんは「やりたい!大好き」と思わず漏らし、「そういう同じ事の繰り返しとか大好きで一生やってられます」と話すと、水野さんは「細かい作業お得意ですよね、消しゴムはんことか」と松本さんの趣味にふれ、コツコツ型の作業が苦にならない集中力に感心した様子でした。

続いて鷲見さんが「ちなみに皆さんはアルバイトの経験はありますか?」と話を振ると、「もちろんもちろん。それこそ単純作業で言うと、ネジの検品をやったことがあります」と切り出したのはヒコロヒーさん。
「倉庫みたいな所に行って、ミャンマー人の男の子と深夜2人で、ネジがいっぱい詰まってる段ボールを持ってきて1個1個小袋から出して、数やサイズが合ってるかどうかを見るっていうのを1日8~9時間やってました」と続けました。

しかし、ここからが謎エピソードで「何もしゃべってないのに、知らん間にそのミャンマー人の男の子にめちゃくちゃ嫌われてて、その子が辞める時に、『キサマガ、ニホンジンデ、イチバンキタナカッタ』って言われたんです。めっちゃ嫌われてた…」と未だに腑に落ちないといった表情を見せると、一同大爆笑。
不可解な急展開に「なんで~っ!?(笑)」と、驚きのあまりPORINさんが声を張り上げますが、ヒコロヒーさんは「マジで何もしてなくて、『おはようございます』って挨拶して段ボール開けて、ネジの検品してただけで…。でも、わし以外の子たちとはめっちゃ仲良くなってましたね」と、最後まで謎めいた形で話を締めくくりました。

そして、昔から映画好きだったという鷲見さんは「ずっと映画館でバイトしてました」と話し、「その頃から『アナウンサーになって、フリーになったら役者の方もやろう』って思ってたの?」と水野さんから尋ねられると、「元々アナウンサーになる前は役者への憧れがあったので」と答え、実は“役者志望”だったと告白。
4人が一様に驚く中、「でも役者は諦めて…」と続けたものの、ヒコロヒーさんから「ちょっとアナウンサーを踏み台にして?」と確認されると、「違う違う違う!(笑)」と慌てて否定し、「一度諦めて、ちゃんと就職しようってなった時に、何がいいかなって考えてアナウンサーになったんです」と局アナを目指した志望動機には一点の曇りもなかったと明かしました。
それでも水野さんは「まだ諦めてないよね?」と全く信用していない様子で、「いえいえもうもう、全然機会が…」と聞いても、「今はまだ“踏み台”の状態だよね」と重ねてぶっこんでいき、「違います違います!機会があれば、やりたいと思いますけど!(笑)」と鷲見さんから「やりたい」の4文字を引き出すことに成功していたのでした。
7月30日(日)よる11時43分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より