6月11日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に、格闘家の武尊さんが出演。女優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORINさん（Awesome City Club）のMC4人を前に、これまでのアグレッシブな恋愛遍歴や食事へのこだわりを明かしました。

K-1史上初の3階級制覇を成し遂げ、闘争本能むき出しの戦い方から“ナチュラル・ボーン・クラッシャー”と恐れられる武尊さん。

鷲見さんが「ちなみに、好きな人ができたら自分からアタックできるタイプですか？」と恋愛のファイトスタイルについて聞くと、「もう自分からしかしないです（笑）。今まで付き合った人は全員自分からアタックした人ですね」と答え、試合中と同じく“攻めの姿勢”だと語りました。

さらに、「『好き！』って言うし、最短で出会って2時間後ぐらいに付き合ったことあります」と、電光石火の速攻エピソードも披露し、耳を疑ったPORINさんが「えっ？出会ってから？」と確認したところ、「2時間は言い過ぎたかな…、3時間」と訂正しますが、それこそ速攻で「いやいや！一緒！一緒！」とヒコロヒーさんからツッコミが。

「直感で生きてるんで（笑）。2～3時間後に告白して付き合って、そのままその子の家に行って荷物を全部車に乗せて、その日に同棲始めました」と信じられない続きのエピソードまで飛び出し、4人からは「駆け落ちみたい！」などと驚きの声が上がりました。

また、プロ格闘家の宿命でもある“試合前の減量期間”の彼女との関係については、「もう本当にひどい時は2カ月間連絡返さないし、デビューしてから多分5～6年は毎回それが原因で振られてました。試合が終わった1週間以内に全員振られてましたね」と明かした武尊さん。

水野さんから「試合は見に来てもらってるんでしょう？」と尋ねられると、「試合はもちろん呼んでます。で、勝って『やっとデートできる！』と思って、会った時に絶対全員に振られてます（笑）。多分ツラかったんでしょうね…」と悲しげに振り返っていました。

一方、自身がハッピーになれる生活術として武尊さんがあげたのは、毎日自炊すること。戦う体に必要な栄養素を独学で勉強したそうで、「グルテンフリー、アルコールフリー、カフェインフリーで、米も玄米に変えて、タンパク質とか食物繊維とかビタミンとかを考えたメニューを自分で作ってって感じですね」と、健康への意識の高さをうかがわせました。

そして「自分が作ったものじゃないと、試合前はちょっと怖くて食べられないというか。『油多いんじゃないかな』とか考えちゃうんで」と続けると、水野さんから「じゃあ、彼女が家に来て料理を振舞ってもらっても…」と鋭い推測が。

これがまさにズバリで、「彼女から言われましたね（笑）。僕が『人の作った物食べない』って試合前に言うんで、『一緒にいる意味ないよね』って感じで」と、リングに上がる前に“もう一つの戦い”が勃発しがちだと紹介。

ヒコロヒーさんから「もし彼女がめっちゃ栄養とかを全部勉強して、『これやったら食べていいよ』みたいなご飯やったらOKってこと？」と、パートナー側の頑張りで解決できるのかどうか問われたものの、「…なんか、人それぞれあるじゃないですか、僕には僕に合う食事があって（笑）」とこだわりを貫き、K-1の頂点に立つ男としてのストイックさがダダ漏れとなる武尊さんだったのでした。

6月11日（日）よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より