中部日本放送 大石社長年頭記者会見
(11/01/25)
中部日本放送(CBC)の大石幼一社長は、1月25日、CBC本社・婦人ホールで、年頭記者会見を開きました。発言要旨は、以下の通りです。
●10年先の扉を開ける
CBC開局60周年を迎える2011年。7月には、テレビの完全デジタル化も。
こうした時代、「10年先の扉を開ける」姿勢で経営に取り組みたい。
伝送路が多様化しても、伝送路の中を、全国情報と地域情報がバランス良く流れて
いるのは、地上波ネットワークだ。地域の情報インフラとして「地産地消」を基本に、
「骨太の報道」「信頼される情報番組」「質の高いエンターテインメント」を提供する。
『ノブナガ』『スジナシ』など、その質の高さで全国に通用する「名古屋メシ」番組
にも力を入れる。
●韓国の新設テレビ局に出資
一方で、企業としての安定成長をめざすためには、エリアや業態にとらわれない
幅広いビジネスの展開が必要だ。その新たな取り組みの一つを本日発表する。
CBCは、韓国の大手新聞「朝鮮日報社」が、2月設立し10月から韓国内での
全国放送開始をめざして準備を進めている総合編成チャンネルテレビ局「CSTV」
に、日本円で約1億円を、本日出資した。出資比率は、0.44%。
新聞社や外国人による放送事業進出が禁じられていた韓国では、
2009年7月に放送関連法が改正され、規制緩和が実施された。
これを受け、韓国政府の放送通信委員会が、昨年の大晦日に、朝鮮日報や東亜日報
などの大手新聞社から出されていた放送事業設立の申請に対し参入を認可する発表
を行った。
●出資の目的は、海を越えた人と情報の交流による新たな事業展開
朝鮮日報から昨年、出資への打診があり、CBCは、将来のビジネスモデルとして、
エリアや業態の枠にとらわれない海外展開も模索しているところだったので、
良い機会と判断し決断した。
出資の目的は、単に放送分野での番組協力やコンテンツの交流だけではない。
海を越えた人と情報の交流を活発にして、広くアジアと名古屋の交流をプロデュース
するような仕事ができればと考えている。
今回の1億円出資は、今後の展開への入場券の入手にすぎず、具体的なビジネスに
ついては、今後CSTVと協議を進める中で、我々から積極的に提案をしていかねば
ならないと考えている。
●プロジェクトチームを立ち上げ
この出資を契機に、海外、特にアジアを中心とした海外への事業展開、連携を
検討し、実施する社長直轄のプロジェクトチームを、本日25日付で発足させた。
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