2012年度開催記録

8月25日(日)第5回CBC生きもの地球学校
「すごいぞベルーガ!北極にすむクジラ」 at 名古屋港水族館

「イルカ」と「クジラ」は、同じ「クジラ目」に括られる哺乳類です。この違い、お分かりでしょうか?ポイントは、体長なんです。大人になれば4m越えの体長のものはクジラ。4m以下はイルカと呼ばれています。8月25日(日)、名古屋港水族館ではベルーガ(白イルカ)を中心に、海にすむ哺乳類について学びました。ベルーガは大人になれば、体長4m、体重は1000kgほどに育ち、肉厚で冷たい北極海にすんでいます。今回の講師 西本沙代飼育員から「オス・メスの見分け方」「水中で鼻の奥の部位を震わせて音波を発し、その反射波で獲物や障害物を把握する」「灰色のベルーガの赤ちゃんは脱皮し、成長につれて体が白くなる」と説明に加え、「天敵はシャチやシロクマ、でも今では環境汚染の元凶を作る人間も天敵のひとつになった」の説明には考えされました。この他にも、イルカの生態を取り上げたドキュメンタリー「ドルフィン・アーミー」の上映会や、水族館のバックヤードでベルーガを間近で観察もできて、大好評でした。


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