番組審議会
第534回中部日本放送番組審議会
| 開催日 | 平成19年11月9日(金) | ||||||||||||||||||
| 出席委員 (敬称略) |
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| 欠席委員 |
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| 議題 |
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1.テレビ番組審議
スペシャルドラマ「ガラスの牙」10月6日(土)
| 放送日時 | 10月6日(土)14:00〜15:24 |
| プロデューサー | 堀場正仁(テレビ制作局) 冨永晃一(CBCクリエイション) |
| 演出 | 堀場正仁(テレビ制作局) |
| 脚本 | 金子成人 |
| 出演 | 高畑淳子、蓮佛美沙子、原田琢磨、田中要次、河合美智子、平泉成、他 |
企画意図
このドラマは、実話を基にして描いたドラマです。
主人公の大沼えり子さんは、宮城県名取市で保護司をしています。
60才以上の保護司が多い中、40代半ばでこの仕事を始めた彼女は地元では最年少です。家に帰れば家庭の主婦、実家の割烹料亭の女将もこなし、さらに地元のコミュニティFMで音楽番組を担当しています。そして、そのスタッフと一緒にボランティアで少年院向けのDJ番組も作っています。
彼女の信念は「子供は悪くない」。
時には怒鳴りあい、お互い涙しながら、持ち前の明るさとパワーで、子供たちに真正面から向き合う彼女は、社会に戻っても家庭の中に居所を見つけられず、もがき苦しむ少年たちにありったけの愛を注ぎます。
何とか幸せを掴んでほしいと願う保護司の、すさまじい戦いといたわりの日々を描きました。
主人公の大沼えり子さんは、宮城県名取市で保護司をしています。
60才以上の保護司が多い中、40代半ばでこの仕事を始めた彼女は地元では最年少です。家に帰れば家庭の主婦、実家の割烹料亭の女将もこなし、さらに地元のコミュニティFMで音楽番組を担当しています。そして、そのスタッフと一緒にボランティアで少年院向けのDJ番組も作っています。
彼女の信念は「子供は悪くない」。
時には怒鳴りあい、お互い涙しながら、持ち前の明るさとパワーで、子供たちに真正面から向き合う彼女は、社会に戻っても家庭の中に居所を見つけられず、もがき苦しむ少年たちにありったけの愛を注ぎます。
何とか幸せを掴んでほしいと願う保護司の、すさまじい戦いといたわりの日々を描きました。
概 要
「親、殺していいっすか!?」深夜、権藤明子の携帯に突然電話が入る。
電話の主は保護司である明子が担当している吉沢満からだ。明子が満の家に行くと、警官がまさに家に入ろうとしていた。明子は「二人だけにして」と、満の部屋へ。「親を殺す」「少年院に戻る」という満に必死で言葉をかける明子。二人とも涙でグチャグチャだった。
翌日夫のために朝食を作り、保護監察所に報告へ行き、夜はラジオ。彼女の慌しい日常だ。そんなある日新しく担当する梨枝子が初回面接にやってくる。彼女は援助交際で保護観察処分になっていた。梨枝子の心をほぐそうと明るく振舞う明子。梨枝子は突然泣き出した。「私の何が悪いの?私はなんでお父さんとお母さんに嫌われるの?」梨枝子は、親に抱きしめられたことがない、愛される幸せを知らずに育った女の子だった。
ある日明子は少年院を訪れ、花に水をやっている少年を見掛ける。彼は出院出来るのに、親が引取りを拒否しているという。そして、水をやっているのは母が大好きな花だった。「出てからだけではなく、少年院にいる子供たちにも何かをしてあげたい!」明子は少年院に向けてラジオ番組を作ることを思いつく・・・。
電話の主は保護司である明子が担当している吉沢満からだ。明子が満の家に行くと、警官がまさに家に入ろうとしていた。明子は「二人だけにして」と、満の部屋へ。「親を殺す」「少年院に戻る」という満に必死で言葉をかける明子。二人とも涙でグチャグチャだった。
翌日夫のために朝食を作り、保護監察所に報告へ行き、夜はラジオ。彼女の慌しい日常だ。そんなある日新しく担当する梨枝子が初回面接にやってくる。彼女は援助交際で保護観察処分になっていた。梨枝子の心をほぐそうと明るく振舞う明子。梨枝子は突然泣き出した。「私の何が悪いの?私はなんでお父さんとお母さんに嫌われるの?」梨枝子は、親に抱きしめられたことがない、愛される幸せを知らずに育った女の子だった。
ある日明子は少年院を訪れ、花に水をやっている少年を見掛ける。彼は出院出来るのに、親が引取りを拒否しているという。そして、水をやっているのは母が大好きな花だった。「出てからだけではなく、少年院にいる子供たちにも何かをしてあげたい!」明子は少年院に向けてラジオ番組を作ることを思いつく・・・。
この番組について審議委員の主なご意見
- 高畑淳子(たかはた あつこ)さんの演技力がよく、圧倒された。
- エンディングで流れていた歌とドラマのメッセージがよく合っていた。
- 見ごたえのあるドラマだった。細かい演出がすばらしく、効果的だった。
- 中身の詰まった実に良質なドラマ。難しいテーマだが、現実的な台詞回しによって人間の揺らぎ等も非常にうまく出ていたと思う。
- 説得力のあるドラマ。ドラマが提起している社会問題について、問題の根の部分がきちんと表現されていたと感じた。
- 重いテーマのドラマではあるが、裏方の仕事にスポットをあてることは、テレビの使命であるとおもう。
- 子供たちの着ている服がきれいすぎて、リアリティに欠けたのではないか。
- 「木には水 子供には愛情」わかりやすく、すばらしい言葉。
- 事実がもつ重さや迫力が出ていて訴えるものがあった。子供たちの家庭をもう少しクローズアップすると更に良かったと思う。
- 秀逸の作。
- 暗く厳しいテーマが、主演の高畑淳子さんの演技によって、明るく見やすいものになっている。
- 始まりが印象的で惹きつける。また、花の水遣り等細かい演出が伏線となり全体として感動を強く伝える事に成功している。