番組審議会
第531回中部日本放送番組審議会
| 開催日 | 平成19年7月13日(金) | ||||||||||||
| 出席委員 (五十音順・敬称略) |
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| 議題 |
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1.テレビ番組審議
「勇壮なる少年武将!〜上げ馬神事〜」(15:24〜16:18放送)
放送日時:5月26日(土)放送分
| プロデューサー | 佐藤浩二(制作部)他 |
| ディレクター | 後藤博昭(社外スタッフ)他 |
| 出 演 | 吉村作治(サイバー大学学長) |
| ナレーション | 丹野みどり(CBCアナウンサー) |
番組概要
日本の大切な文化である「祭」。そこには、人々の「絆」や「郷土愛」そして「伝統」といった美が存在する。現代において、失われつつある「日本と日本人の美しさ」を、祭を通して再発見し見る人に伝え、そして、記録、遺産として後世に伝承することを目的とする。
2006年放送の「郡上踊り」に続いての祭企画。今年は東海地方の祭の中から「多度祭〜上げ馬神事〜」を取り上げる。
この神事は、少年騎手が1ヶ月の訓練の後に、馬を操り絶壁を目指す勇壮なる祭。本来は、農作物の豊凶を占う神事であったが、少年の暮らしと成長、それを見守る家族や先輩たちの眼差しを捉えることで、史実だけでなく、祭の本質と意義を描く。
少年騎手と先輩たちとの深い信頼関係。そこに生まれる鮮やかな人間ドラマ。絆によって成長する少年への賛歌である。
2006年放送の「郡上踊り」に続いての祭企画。今年は東海地方の祭の中から「多度祭〜上げ馬神事〜」を取り上げる。
この神事は、少年騎手が1ヶ月の訓練の後に、馬を操り絶壁を目指す勇壮なる祭。本来は、農作物の豊凶を占う神事であったが、少年の暮らしと成長、それを見守る家族や先輩たちの眼差しを捉えることで、史実だけでなく、祭の本質と意義を描く。
少年騎手と先輩たちとの深い信頼関係。そこに生まれる鮮やかな人間ドラマ。絆によって成長する少年への賛歌である。
番組内容
上げ馬神事は多度祭の花形。その起源は南北朝の頃まで遡り、武家豪族、氏子たちが、古式のまま神様に奉納する行事として行われていた。騎手と定められた少年は、家族ともども「別火(べっか・べつび〜日常用いる火による穢れを忌み、神事や祭事に於いて炊事の火を別にする)」の生活に入り、心身を清める。そして、乗馬の訓練に勤しむのだ。
番組では、「上げ馬」に向けて過ごす、少年騎手の1ヶ月の清浄なる生活に密着し、少年の成長と苦悩、喜び、そして見守る家族の思いや葛藤を描いてゆく。女人禁制の生活。断髪、落馬。そして、先輩による叱咤と激励。そこに生まれる若者たちの深い絆。やがて、人馬一体となる少年。そして、勇壮な面構えと変貌を遂げる。
5月4日、5日、多度祭本番。裃、武者姿となった少年騎手は、荒ぶる馬の背で緊張と覚悟を見せる。その雄姿を取り巻く人々の期待と祈りが彼に集中する。
坂上、2メートルの絶壁。1ヶ月、生活をともにした先輩の呼び声に応えるように、少年は馬を滑走させる。
番組では、「上げ馬」に向けて過ごす、少年騎手の1ヶ月の清浄なる生活に密着し、少年の成長と苦悩、喜び、そして見守る家族の思いや葛藤を描いてゆく。女人禁制の生活。断髪、落馬。そして、先輩による叱咤と激励。そこに生まれる若者たちの深い絆。やがて、人馬一体となる少年。そして、勇壮な面構えと変貌を遂げる。
5月4日、5日、多度祭本番。裃、武者姿となった少年騎手は、荒ぶる馬の背で緊張と覚悟を見せる。その雄姿を取り巻く人々の期待と祈りが彼に集中する。
坂上、2メートルの絶壁。1ヶ月、生活をともにした先輩の呼び声に応えるように、少年は馬を滑走させる。
この番組について審議委員の主なご意見
- 「馬があがるあがらんはおまけ」という青年会の先輩の言葉は、本当にいい言葉を引き出せたと思う。
- 全体の流れについては、企画意図がきちんと映像に表現されていたと思う。
- 東海3県の祭りとはいえ、この祭りについて知らない人もいるので、番組の前段に祭りの説明があればよかったのではないか。
- 祭りの初日は馬に乗る乗り子が陣笠をかぶり、二日目には花笠をかぶったけれど、なぜかわるのか?もう少し説明があったらよかったのではないか。
- すばらしい番組。日本の田舎の風景のよさが映っていた。点数をつけるとしたら100点満点
- 子供のころ、特に疎開していたころを思い出し、とても懐かしい気持ちになった。村の人たちの涙の中に日本の美学を感じた。
- 17歳の少年の家族について、特に父親の気持ちをよく捉えていたと思う。
- 吸い込まれるような番組。カメラワークがよい。ただし、少年の胸元にピンマイクがついていたことがもったいなかった。ドキュメントであれば、ピンマイクをつけない方がよいのではないか。
- 何度見ても涙が出る、本当に好きな番組。
- 遠くはるかかなたを見ている17歳の少年の目の美しさがよい。少年はそうでなければならないと改めて感じた。ニュースは結果の報告だが、いかにプロセスが大切か、本当のニュースは、プロセスの中にある。
- コマーシャル前にとめて煽る手法はせっかくのよい番組に水を差した気がする。
- これからもぜひ地元の祭りを取り上げ、シリーズを続けると大変よいとおもう。