9月23日(日)深夜2時35分~3時30分
出演/西川右近、西川千雅、市川笑三郎、他西川流
収録/9月12日(水)中日劇場
それは、昭和20年・・・
名古屋が焦土と化したその年に始まった。
以来、市民の心のよりどころとして、戦後の名古屋芸能史に年輪を描く「名古屋をどり」。
いよいよ第60回を迎える今公演、「記念碑」となる名作が誕生!
新作舞踊劇「宗春~ゆめのあと」は、市川猿之助のスーパー歌舞伎や、蜷川幸雄作品で筆を取る人気脚本家、横内謙介の書き下ろし作品。
倹約令に反抗し、名古屋に芝居や廓を誘致して繁栄させた藩主、徳川宗春と彼を慕う人々との涙とユーモアに溢れた感動作。
今はなき宗春の墓前で起こる元花魁、春日野(かすがの)との「愛の奇跡」。
その幻想美に見る人は涙を誘われる。
第60回の記念作品に相応しく、「芸どころ名古屋」のルーツに触れるこの作品を、家元、西川右近はじめ、西川千雅、そして市川笑三郎が渾身の演技で描く。