第41回(2/4)
1日3分で大変身!
カラダ改善(秘)ストレッチ
ゲスト | 中島啓江 |
硬くなった筋肉をほぐし、関節の動きをスムーズにするのに有効な手段、ストレッチ。血行改善や柔軟性向上などの効果があり、健康なカラダを得るための手軽な運動といえます。
中でも今日ご紹介するのは、骨盤のゆがみを改善するストレッチ。
骨盤は私たちのカラダを支える土台とも言えるもの。でも、いつも利き腕だけで荷物を持ったり、長時間のデスクワークをしたりすることによって、知らず知らずのうちに骨盤に負担がかかっているのです。姿勢が悪い状態が長く続くと骨盤がゆがんでしまい、血管やリンパを圧迫して全身の血行が悪くなり、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。さらに骨盤が後ろへ傾くとお尻が垂れ下がり、内臓が下がって下腹が出てしまうという現象も起こるのです。
正しい骨盤の位置が美しいスタイルの鍵!皆さんも是非次にご紹介するストレッチにトライしてみて下さい。
骨盤矯正ストレッチ
1. | 両足と両手を交差させます。この時手の指は組まず、手のひらを合わせるようにし、足は両足の外側をくっつけるように立ちます。 |
2. | そのまま手を上にあげ、上にのびていきます。 |
3. | 後ろ→前→左右横の順番でカラダを倒し、それぞれの体位で6~8秒静止します。この時息は止めず、筋肉のハリを感じる程度に伸ばして静止して下さい。 |
4. | 次に手足のクロスを組み替えて、同じ要領で後ろ→前とカラダを倒して静止します。左右横は一回目とは倒す順番を逆にして下さい。 |
5. | 最後に、普通に立って骨盤をなじませるように腰を軽くねじって終了です。 |
ストレッチの効果は3~5時間程度しかもたないと言われています。このストレッチを1日2回以上、午前と午後に続けていくことが大切です。
日常生活に取り入れる骨盤矯正ストレッチ
・立ちながらストレッチ
足を交差させ、軽くヒザを曲げながら上下に屈伸します。前屈みにならず姿勢をまっすぐ保つようにしましょう。左右の足を組み替えて、それぞれ15~30回を目安に行いましょう。
・座りながらストレッチ
左右のヒザを軽くくっつけて座り、足の付け根の下に手のひらを下にして手を入れ、お尻を左右へ揺らします。指や手が痛い人は、スリッパを二つに折り曲げたものを手の代用にして、お尻の下にはさんでもOKです。これを1日2回以上、15~30秒を目安に行いましょう。
※腰痛等で通院されている方は、今日ご紹介したストレッチを行う場合は医師に相談して下さい。