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第281回(11/5)

ゲスト:丸山桂里奈
ゲンキスチューデント:春香クリスティーン
ゲンキリサーチャー:レッド吉田
ドクター:桑原靖

長年悩んでいる腰痛、さらにはひざ痛。筋力の衰えや年齢のせいだと諦めている方もいるかもしれません。しかし身体のさまざまな不調は、実は足からきていることも多いのです。
そこで今回は足から起こる身体のトラブルを徹底解明。正しい靴選びのポイントもご紹介します。

足首の硬さ

ちょっとした段差でもよくつまずいてしまう原因は、足首の硬さにあります。皆さんも、足をそろえてそのまま座る、いわゆる和式トイレ座りをかかとを上げずにできるかどうかチェックしてみましょう。
番組の街頭チェックでも、一番目立ったのが足首の硬さでした。
足首が硬いと足首をかばった蹴り方になるため、将来的にひざや腰、股関節などにトラブルが起こる可能性が高くなります。

「硬い足首にアキレス腱伸ばし!」
足どうしを並行にし、かかとを付けたまま前の膝に体重をかけます。後ろ足のふくらはぎが伸びているのを意識して、左右1分ずつ行いましょう。

様々な足のトラブルと原因

・足底筋膜炎
足の裏に張っている筋膜に炎症が起き、小さな断裂を起こすことで主にかかとが痛む病気です。朝の第一歩目が特に痛みます。
・外反母趾
親指の骨がねじれることで、他の骨にも影響を及ぼします。
・強剛母趾
歩いた時の力を逃すことができず、親指の関節に炎症が起きて痛みが発生する病気です。痛風だと思ってしまう人もいるようですが、痛風は関節全体が大きく赤くはれ上がるのに対し、強剛母趾は赤みや腫れがわずかなのが特徴です。

他にも女性に多い症状として、親指がしっかりと使えていないために足のバランスが崩れ、足裏の神経を圧迫して痛みが出たり、タコができたりすることがあるそうです。

このような足のトラブルに共通する原因としてあげられるのが、足のアーチの崩れです。アーチはかかとと親指の付け根、小指の付け根の3点で作られていますが、靴や体重、運動など様々な要因によって崩れてきてしまいます。そして一度崩れてしまうと自分の努力で戻すことは難しいと言います。
そこでおススメなのがインソールです。インソールを使って土踏まずを持ち上げることで、崩れたアーチを整えることができます。市販のものでも良いのでぜひお試しを。

靴選びのポイント

・ヒール
高いヒールは体重がかかるつま先の面積が狭くなりより大きな負荷がかかるため、4センチ以内のものがおススメです。
また靴はかかとで履くため、かかとが合っていないと歩きづらくなります。かかとの骨は卵のような形で倒れやすく不安定なため、ピンヒールなどもあまりおすすめできません。
・ペタンコ靴
足を覆ってくれる部分が少ないと、歩いている時に脱げないように自然と指先に力を入れてしまいます。それにより負荷がかかり足がつるなどの症状が出ます。さらにこれがクセになると、指の変形「ハンマートゥ」を引き起こします。ハンマートゥは指の関節が曲がったまま固まってしまうため、足全体のバランスが悪くなり転倒する危険性が高まります。市販のバンドを使って甲を固定するなどの対策をとりましょう。指先に力が入りにくくなります。
・ムートンブーツ
これからの季節に履きたくなるムートンブーツですが、かかとが柔らかい素材のものが多いため、足を守りにくく、アーチ崩れの引き金になります。

足に優しいおススメの靴はスニーカーです。スニーカーはかかとと甲が守られており、ソールもしっかりしているためアーチの崩れを抑制させるのに効果的です。ただし、履くときにはひもを毎回結び直しましょう。夕方などは足がむくみ、形が変わってしまうので、気付いた時に結び直すのが大切です。