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第213回(7/3) 農家に学ぶ健康法

ゲンキリサーチャー:深沢邦之

以前も番組で紹介した、農家のゲンキマイスター達。
過酷な仕事をしながらも病気や疲れ知らずのマイスター達に、様々な健康法を教えてもらいました。
そこで今朝は「農家に学ぶ健康法」と題し、夏バテや熱中症などこの時季気になるものから、動脈硬化や認知症、さらにはダイエットにまでつながるマイスター達の健康法をご紹介します。

黒ニンニク

神奈川県にある体験型の農業施設「モナの丘」。
この施設の社長桑田さんは、79歳になった今でも毎日畑に足を運び、農作業に励んでいます。
そんな桑田さんのゲンキの秘訣は「黒ニンニク」です。
ニンニクのニオイ成分アリシンは、黒ニンニクになる過程で、抗酸化力の強いSアリルシステインという物質に変化します。
生のニンニクも抗酸化力のある食品として知られていますが、黒ニンニクはそのおよそ1.3倍になります。
さらに生では、アリシンの強い刺激で胃の粘膜を荒らしたりニオイが気になったりしますが、黒ニンニクは成分自体が変化しているため、1日に数カケ食べても胃が荒れにくく、ニオイも減少します。
積極的に食べられるため、高血圧や動脈硬化、認知症など様々な病気の予防に効果的です。

・黒ニンニクを自宅で作る方法
炊飯器にニンニクを生のまま入れ、保温機能を使って加温し熟成を促します。むらなく熟成するよう、1日から2日おきにニンニクの位置を入れ替え、10日から1か月ほどで完成します。
ニオイがつく可能性があるため、専用の炊飯器を用意した方が良いでしょう。

牛乳

2人目のゲンキマイスターは、82歳にして現役の酪農家、福井県の名津井さんです。名津井さんのゲンキの秘訣は牛乳。
牛乳は豊富なカルシウムはもちろん、カルシウムを骨へと定着させるリンが理想的なバランスで含まれた、骨粗しょう症に最適な飲み物です。
さらに夏場の牛乳は、熱中症予防にもぴったりな飲み物です。
牛乳のタンパク質の働きで血中の水分量が増え、その結果汗をかきやすい体質になり、体温調節機能も向上します。
またヨーグルトの上澄みの液体「ホエー」には、良質なたんぱく質が豊富に含まれ消化吸収の効率が良く、筋肉増強、疲労回復の効果が期待できます。
名津井さんのお宅では、温めた牛乳1Lに大さじ3杯のお酢を加えて、ホエーを作ります。酸の作用で分離した乳脂肪などの白い固形物をこしとると出来上がります。
お味噌汁にホエーを加えたり、ホエーと水でお米を炊いたり、味や香りを邪魔しないホエーなのでどんな料理にも合います。
食事内容を変えることなく、健康効果が得られます。

ヨガ

千葉県成田市の溝口さん。以前は都内でOLをしていましたが、今は農家の嫁として有機農業を行っています。
かがみながらの作業などが多く腰にもかなり負担がかかりそうですが、溝口さんは農作業中にヨガを取り入れ、腰などへの負担を解消しています。同じ姿勢が続いていると感じたら、疲労がたまる前に滞った血流を促すことが大切なのです。
さらにヨガは普段使わない筋肉を使うため代謝がアップし、ダイエット効果も期待できます。

・肩こり解消ヨガ
(1)顔の前で右腕を立てます。
(2)立てた右腕の下から左腕をまわし、両手のひらを合わせます。
(3)鼻から息を吸いながら両腕をゆっくりあげ、その状態でゆっくりと鼻で5回呼吸します。
左右の腕を変えて行いましょう。