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健康カプセル!ゲンキの時間

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第170回(2015.8.23)

ドクター

ドクター

ゲンキリサーチャー:木本武宏
医療ジャーナリスト:松井宏夫

病気になったとき、いいお医者さんにかかりたいと思うのは皆さん同じでしょう。しかし、どうやっていいお医者さんを見つけたらいいのでしょうか?
そこで今朝は、全国のドクター100人にアンケートを実施。自分がかかりたいドクターの条件を聞いてみました。
さらにいい医者を見極めるポイントを医療ジャーナリストの方にも徹底解説していただきます。

病院、クリニック選びのポイント

・症例数
特に外科医の場合などは、どれくらいの症例数があるかが重要になってきます。例えば心臓外科医の場合、年間100例を超えているかどうかが1つのポイントになると言います。

・常勤と非常勤の割合
常勤医の場合、手術から入院、あるいは内科的な治療で患者さんを一貫して診ることができます。常勤医の割合が多い方が良いそうです。

・診療科の数
開業医の場合、診療科の数に注目しましょう。
医師が一人しかいない場合は診療科目は1~2つが目安だと言います。

良い医者を見分けるポイント

(1)診察
・患者の話を良くきいてくれる。
良い医師は身体の具合だけではなく、食事はきちんと摂れているか、十分に眠れているかなど、普段の生活にまで踏み込んで話を聞いてくれる人が多いといいます。

・わかりやすく説明してくれる。
例えば臓器などのイラストを描いて説明してくれると、患者にとってもわかりやすくなります。イラストが描けるという事はそのイメージがしっかりと頭の中に入っているということなので、手術も上手な医師が多いそうです。

・患者を良く見ている。
目や表情、歩き方などにも症状が出ている場合があるので、良い医師はそういったところもチェックしてくれています。

(2)手術
・手術前の説明をきちんとしてくれる。

・手術後のケアをきちんとしてくれる。
患者の不安に対して、看護士だけに任せるのではなく医師としても対応してくれるかという事がポイントです。
手術後のケアは医師にとっても大切で、術後の経過をしっかりと見守ることで手術の腕も上がっていくのだと言います。

(3)薬の処方
・必要最小限の薬だけを出してくれる。
薬は良い作用ばかりではなく、副作用もあります。薬が多くなればなるほど、予期せぬ副作用が出てくることもあります。副作用の説明をきちんとしてくれるのも大切なポイントですが、患者の身体を考え、必要な分量だけ処方するのは良い医者の条件だと言えるでしょう。

また患者としても、診察を受けるときに必要なことをきちんと医師に伝えることが大切です。
どのような症状がいつからあるのか、過去の病歴、現在服用している薬の情報などはメモにして持っていくと良いでしょう。

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