番組審議会

第620回CBCテレビ番組審議会

開催日 2016年5月13日(金)
出席委員
(敬称略)
岡嶋昇一、小塩薫、喜聞広典、北川尚子、嶋尾正、
鈴木康弘、戸苅創、中井昌幸、長谷川靖、村瀬幸雄
議題 1. 番組審議「イッポウ(第3部)」

1.番組審議「イッポウ(第3部)」

放送日時 2016年4月25日(月) 16:52~19:00
(第3部 18:15~19:00)
スタッフ 統括編集長 古川 修(報道部)
※報道部、制作・情報部、スポーツ部の3部共同制作
出演 メインキャスター:大石邦彦(月~金)CBCアナウンサー
フィールドキャスター:小川健太(月~金)CBCアナウンサー
柳沢彩美(月&火)CBCアナウンサー
夏目みな美(水&木)CBCアナウンサー
加藤由香(金)CBCアナウンサー
気象キャスター:櫻澤信司(月~金)報道部 気象予報士

《番組概要》

夕方のニュース番組の草分け『CBCニュースワイド』(1974年~)。そして、情報番組を取り込み一体大型化した『ユーガッタ!CBC』(1999年~)。「ニュースと生活情報を早く、分かりやすく」の伝統を引き継ぎ、『イッポウ』は2006年4月に産声をあげました。
番組開始からまる10年となる今年は、5月の伊勢志摩サミット、夏の参院選、リオ五輪と大イベントが目白押しです。「そのニュース、芯まで」のキャッチフレーズをさらに追求。事象の核心に迫る取材・放送で視聴者の「心」に響くニュースを一本でも多く送り出したいと考え、日々放送に臨んでいます。また、テレビ開局60年に合わせ、質、量とも名古屋一を誇る映像ライブラリーを最大限活用。映像に刻まれた記憶を紐解き現在へと至った道のりを探るキャンペーン「記憶のプレゼント」を立ち上げました。このキャンペーンで視聴者の皆さんと番組とのキャッチボールがより活発になればと思っています。

《番組構成》

<イッポウ1部>(16:52~ コレをみれば、きょう一日が分かる)
・きょう1日のニュースを総ざらい。
ローカルニュースはどこよりも早く、分厚く!
<イッポウ2部>(17:50~ 全国ニュースゾーン ※TBSより放送)

<イッポウ3部>(18:15~19:00)
・特集:伊勢志摩サミットまで、あと1ヶ月。
地方創生の起爆剤となるか?サミット、泣き笑い。
・震度7が2回、避難者10万人超・・・想定外の“熊本地震”
私達が学ぶべきことは。
・東海地方のきょうの出来事を、テンポよく。
・お天気コーナーは、視聴者参加。ピンポイントでズバリ予報!

《審議委員の主なご意見》

  • タイムリーな情報をしっかりとした取材で紹介した見ごたえのある番組である。
  • 地元の話題を市民目線で取材した良い番組である。
  • 地元密着の内容の濃い番組なので、夕方ではなく、世帯主が見られる夜か休日に、主なコーナーをまとめて放送できないか。
  • ニュースの映像のあと、キャスターがスタジオで強調したい内容は、フリップにして説明してもらった方が視聴者に伝わり易い。
  • 伊勢志摩サミットの事前特集では、情報が開示されない状況での地元の困惑ぶりがよく表現されていた。
  • 伊勢志摩サミットをめぐって、三重県と国の温度差をよくリポートしていた。
    光の部分だけでなく、影の部分も伝えているので意義深い。
  • サミットの話題を取り上げていた事は、地元、三重県民の励みになると感じた。
  • 熊本地震の特集では、2回目の大きな地震での被害を取材していたが、電気が通ったあとでも、家に戻る事が危険であるという事が良く分かった。
  • 地震で被害を受けた遺族へのインタビュー部分で、遺族が話した説明の内容があまりにリアルすぎて、却って痛々しかった。
  • 地震の被災地で取材する記者はネクタイ姿でない方が、地元の人の心情に沿うのではないか。
  • 大石キャスターのお天気コーナーは微笑ましい。リクエストに応じて狭い地域の天気をピンポイントで伝える事は地元密着の番組らしい。
  • 軽犯罪に関するニュースは、名前や顔写真の報道に慎重になるべきではないか。

Page up