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難攻不落

2018/4/26 07:00

数年前に名古屋GC和合Cをラウンドした。へっぽこの私はいつも通りだったが、片手シングルの同伴者が100に近いスコアをたたいた。「初めてのコースとはいえ、こんなスコアはいつ以来だろう」と落胆した姿を鮮明に覚えている。

「いろいろ想定してプレーすると難しかった。プレーすればするほど難しくなるといわれるが、そう思う」

24日の練習後に石川遼はこう語った。2週前に米ツアーを初制覇した小平智も「こんなに速いグリーンは久しぶり」と振り返った。ガラスのグリーンと形容されるマスターズのオーガスタ・ナショナルGCよりも速さを感じたという。「オーガスタは傾斜が強いけど、和合は傾斜がないのに速い」

距離の短い和合が「難攻不落」と表現されるゆえんだろう。春先の天候は不安定だ。風が吹けば、グリーンは硬さを増し、さらに速くなる。コースの難度が上がれば上がるほど、プロの技の競演が見られる。

末松茂永(中日スポーツ)

2001年入社
千葉支局、東京社会部、東海本社(浜松)などで事件、行政を取材。今年3月から中日スポーツ。

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