番組審議会

2023年

第107回 株式会社CBCラジオ番組審議会

開催日 令和5年11月17日(金)
出席
(敬称略・五十音順)
近藤清久 榊原栄一 堀田あけみ
村瀬幸夫(副委員長)
書面参加
(敬称略・五十音順)
平松岳人 松尾清一(委員長)
議題 I. 番組審議
 「TEEN~高校生イブキの一人喋り~」
I. 番組審議「TEEN~高校生イブキの一人喋り~」
放送日時 2023年10月22日(日)12:50~13:00
出演 イブキ(いなべ総合学園高校3年生 トーク甲子園初代優勝者)
スタッフ プロデューサー:寺本有希 ディレクター:立脇美穂

《番組概要》

「トーク甲子園」初代優勝校に輝いた、いなべ総合学園高校の3年生「イブキ」がパーソナリティを務める10分番組。イブキの夢は"人気ラジオパーソナリティになること"。「トーク甲子園」の優勝特典として手にした夢のレギュラー番組で、TEENらしさ溢れる熱い一人喋りをお届けします。三回目となったこの日の放送では、自身が通う、いなべ総合学園高校の野球部が“本物の甲子園”に出場し、その応援に行った際のエピソードを話しました。原則、話の内容・構成は本人が考えていますが、導入を集合時間の早さから入ったり、現地の様子を聴いている人が想像しやすいように描写したり、テレビに映り込んでしまったオチを盛り込んだりと、自分の経験を精一杯面白く伝えようとする様子が聴きどころです。
  • ◆フォーマット(実尺9分)
    0:00~ タイトル・オープニング

    挨拶、友達のお母さんからの反響

  • 1:04~ トークパート

    “本物の甲子園”に出場した野球部を応援に行った話

  • 7:15~ ジングル
  • 7:21  エンディング

    メッセージ募集、YouTube告知、締めトーク(野球部との裏話)

《制作方針》

この番組については、事前の演出はあまり加えないようにしています。まだ高校生で、自由に話す中で個性を発揮して欲しいと思っていますし、まずは自分で考えることが成長に繋がると考えているためです。もちろん、収録した結果、良い所と悪い所はしっかり伝えますが、それを次回以降に反映させるというサイクルを重ねることで、少しずつスキルアップを図って欲しいと願っています。
ラジオパーソナリティは自分をさらけ出しながら話す事が必要になってきます。パーソナリティとして成長するには、テクニックの向上は必須ですが、それ以上に人間力が求められます。イブキ君が人間として成長するための後押しとなるべく、これからも寄り添いながら番組制作を進めていきたいと考えています。

《審議委員の主なご意見》

  • イブキくんが、回を重ねるごとに喋りに拍車がかかり、自然体で話していると感じ資質が育っていると思った。
  • 一人で10分間の番組を持つことは大変なことだと思うが、聴いていて構成力・描写力がすごいと思った。
  • 今回はメールの紹介などがなく、ラジオっぽさが無かったように感じた。
  • ラジオのトークで大切なことは「熱意」と「自分の言葉で話せるか」だと思うがイブキくんは「熱意」は十分伝わっていると思う。自分の言葉で話す点についてはどう成長していくのか楽しみである。
  • トーク甲子園の決勝戦では少し気負い過ぎているのではないかという感じを持ったが今回は自分の番組の3回目ということもあってか落ち着いた印象で大変聴きやすくなったと思う。
  • 事前の演出はあまり加えず、自由に話す中で個性を発揮してほしいというお任せの制作方針がイブキくんの良い面を引き出していると思った。
  • トーク甲子園の熱き戦いに始まり、今回の番組まで、いずれも地元に密着した番組だけに口コミによるリスナーの増加が大いに期待されるのではないかと思った。
  • トーク甲子園からこのようなチャンスが生まれること自体素晴らしいと思う。今後も新たな人材が発掘されることを期待する。

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