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アメリカの巨匠スラットキンに相応しく、軽快且つゴージャスなバーンスタインで始まった。人気の五嶋龍のラロは、出だしこそ少したどたどしいトーンが見られたが、大きく歌うフレーズでペースを取り戻し、陰影に富んだスパニッシュ旋律を鮮やかに描き上げた。そして、当音楽祭でも実に久しぶりに愛知芸文の巨大なパイプ・オルガンをフィーチュアする事となったサン・サーンスでは、荘厳に鳴り響くオルガンとオケのトゥッティが、第37回シリーズの大団円を飾った。先回のロマンドに続いての完売公演であったが、それぞれが今シリーズ中でも出色の名演奏を聴かせて、お客様の耳目の確かさを再確認させる結果となった。
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指揮 |
レナード・スラットキン |
ヴァイオリン |
五嶋 龍 |
オルガン |
石丸由佳 |
プログラム |
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ラロ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調「スペイン交響曲」 作品21
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調「オルガン付」 作品78 |
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公演日 |
2014年7月11日(金)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S¥16,000 A¥13,000 B¥11,000 C¥9,000 D¥6,000 |
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