名古屋国際音楽祭
 
2014年度のプログラム
7月11日(金)開場 18:15 開演 18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール
いよいよ発進、スラットキン/リヨン管。壮大なサン・サーンスと五嶋龍のラロで音楽祭初登場を飾る! 音楽監督・指揮:レナード・スラットキン ヴァイオリン:五嶋 龍 フランス国立リヨン管弦楽団
公演レポート
アメリカの巨匠スラットキンに相応しく、軽快且つゴージャスなバーンスタインで始まった。人気の五嶋龍のラロは、出だしこそ少したどたどしいトーンが見られたが、大きく歌うフレーズでペースを取り戻し、陰影に富んだスパニッシュ旋律を鮮やかに描き上げた。そして、当音楽祭でも実に久しぶりに愛知芸文の巨大なパイプ・オルガンをフィーチュアする事となったサン・サーンスでは、荘厳に鳴り響くオルガンとオケのトゥッティが、第37回シリーズの大団円を飾った。先回のロマンドに続いての完売公演であったが、それぞれが今シリーズ中でも出色の名演奏を聴かせて、お客様の耳目の確かさを再確認させる結果となった。


事前告知
 

ローマ帝国時代からの歴史を誇る文化都市リヨンに、1905年以来クリュイタンス、ミュンシュ、モントゥーらの薫陶を受けて音楽文化の伝統を築いてきたリヨン管弦楽団。2000年をはさむ20有余年に亘って、音楽監督クリヴィヌ、ロバートソン、準メルクルの三人が世界の一流オーケストラに育て上げた。
7回のグラミー賞に輝く米国の巨匠、スラットキンの棒による壮大な「オルガン付」と、ゆるぎない人気を獲得した五嶋龍のラロ。魅力のフランス作品が期待を集める。

 
レナード・スラットキン 五嶋 龍
石丸由佳
 

指揮 レナード・スラットキン
ヴァイオリン 五嶋 龍
オルガン 石丸由佳
プログラム バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ラロ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調「スペイン交響曲」 作品21
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調「オルガン付」 作品78
公演日 2014年7月11日(金)
【開場】18:15 【開演】18:45
会場 愛知県芸術劇場コンサートホール
料金 S¥16,000 A¥13,000 B¥11,000 C¥9,000 D¥6,000